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YahooJpan登録などでSEO効果を上げるにはお金も必要

Yahoo! JAPANディレクトリから月平均720人が訪問

弊社がネット販売の数十サイトを調査した結果では、Yahoo! JAPAN
イレクトリからの月間訪問者は平均で約720人になっています。1サイト当
たりの月間平均の訪問者数は約5100人ですから、Yahoo! JAPANディレク
トリ経由の訪問者は全体の約14%だということができます。
実際には、Yahoo! JAPANディレクトリに掲載されていても訪問者がほ
とんどいないホームページもあれば、月間数千人規模の訪問者があるホー
ムページもあり大きなバラツキがあります。しかし、いずれにしても平均
720人という数字は非常に魅力的だといえるでしょう。

商用サイトの無料登録は極めて困難


Yahoo! JAPANへの登録は無料」と思っている人も多いでしょう。
確かに推薦という形式での申請は無料でも可能ですが、こと商用サイト
に関しては無料登録される可能性は極めて低いのが現実です。実際のとこ
ろ、Yahoo! JAPAN自身も営利目的のホームページを登録するための申請
は「将来全面的に有料化へ移行することを検討」していると宣言していま
す。
Yahoo! JAPANに商用サイトを登録するには「ビジネスエクスプレス」
という5 万円(税別)のサービスを利用します。このサービスは登録を保
証するものではありませんが、筆者の知る限りでは、ビジネスエクスプレ
スを利用してYahoo! JAPANに掲載されなかったというケースはほとんど
ありません。
審査依頼をして一度却下された場合でも、不採用理由がYahoo! JAPAN
から通知されるのでそれを修正して30日以内に無料で再申請を実施するこ
とができます。

有料登録で「時間を買う」というセンスも大切
筆者がコンサルティングをしていると「Yahoo! JAPANに無料で登録で
きるチャンスがあるなら、ビジネスエクスプレスで5万円を払うのはもっ
たいない」という話をよく耳にします。
確かに5年ほど前まではホームページの内容の出来具合とあまり関係な
Yahoo! JAPANに申請をすればかなりの率で無料掲載されていました。
自分が関連する別サイトが無料で簡単に登録されたり、自分の知り合いの
サイトが無料で掲載されたという話を聞けば「このサイトだけどうして5
万円?」と考える気持ちも分からないではありません。
しかし、現実問題として無料登録が困難な状況にあるわけですから、何
十回も無料申請をするよりも有料のビジネスエクスプレスを利用するのが
賢明です。申請をするための労力がかかるだけでなく、自分のホームページが掲載されない間に新規顧
客がライバルに流れてしまっているのです(これは「機会損失」と呼ばれ
ます)。
「タダで掲載する可能性があるなら挑戦する」という気持ちは尊重します
が、5万円で時間を買う」と割り切ることも大切です。

5万円払つても7カ月でモトはとれる

ここでYahoo! JAPANへのディレクトリ登録に関する費用対効果を考え
てみましょう。ここでもPPC広告換算によって価値(PPC換算価値)を測
定する方法が有効です。例えば1クリック(訪問者1人)を10円だと仮定
すれば、月間の価値は、
720人×10円=7200円
となります。5万円の審査料を払っても約7カ月間でモトが取れる計算で
す。
一度登録されればディレクトリへの掲載はほぼ永久に続きます。Yahoo!
JAPAN ディレクトリへの登録は、ネットで事業をするうえでは必須だと言
えるでしょう。

DMOZディレクトリはSEOに超強力!

有力な検索エンジンはディレクトリ型
検索部を持っています。ここから効果的なディレクトリ登録の候補は、
Yahoo! JAPAN、DMOZ(ディーモズ)およびLookSmart (ルックスマー
ト)の3つだと考えられます。
この中の SNK Beautyは私のサイトです。
DMOZ - World: Japanese: オンラインショップ: 健康・美容: 美容: 毛髪

集客力では文句なしにYahoo! JAPAN
日本国内で最も利用されている検索エンジン
Yahoo! JAPANです。しかもYahoo! JAPANで検索をすると、ディレクト
リ登録されたホームページは検索結果ページのメインストリームの中で
PPc広告の次に表示されます。これはYahoo! JAPANのディレクトリ登録
において見逃せないポイントです。内容がよくてSEO対策も完壁に施し、
Google の検索結果が1位になるようなホームページでも、Yahoo! JAPAN
のディレクトリに未登録だと、その表示順位はディレクトリ登録されたホ
ームページよりも後になるのです。それだけ、Yahoo! JAPANディレクト
リからの集客力は強力であるということができます。

集客力は弱いがSEO的に重要なDMOZ(ディーモズ)
DMOZはOpen Directory Project(オープン・ディレクトリ・プロジェク
ト)によってボランティア運営されているディレクトリ型検索エンジンで、
GoogleにOEM提供(相手先ブランドでのサービス提供)されています。
ただし、検索エンジンとしてGoogle の利用者が多いからといって、
DMOZのディレクトリが集客に優れているというわけではありません。む
しろ、DMOZから直接訪問してくる消費者はほとんどいません。
Google で検索をしても、DMOZディレクトリ部分が検索結果のメインス
トリーム上に表示されることはありません。したがって、直接的な集客力
という点からはDMOZは非力です(ただしSEOの観点からはDMOZは大き
な貢献をします。)

LookSmart の集客力も見逃せない
MSN、excite およびBIGLOBE などの各検索エンジンにはLookSmart社が
ディレクトリをOEM提供しています。このLookSmartのサービスを
Submit-A-Site (サブミット・ア・サイト)と言います。Submit-A-Site のデ
ィレクトリに掲載されればこの3つの検索エンジンはもちろん、その他の
幾つかの検索エンジンにも掲載されます。

LookSmart での集客力の大半はMSN経由です。

MSNで検索した場合、ディレクトリ登録されたホームページは検索結果ページの中でPPc広告の次
に表示されます。これはYahoo! JAPANの場合と同じで、大きな集客力が
あります。
他方、excite およびBIGLOBE ではディレクトリ登録されたホームページ
は検索結果ページには表示されません。これはDMOZとGoogle の関係に似
ており、集客力としては弱いと言わざるを得ません。
このようにLookSmart ディレクトリの集客力はMSNに多くを依存してい
ますが、MSNが有力な検索エンジンであるためにLookSmart のディレクト
リ登録もまた見逃すことはできないのです。

検索エンジンのアルゴリズムスコアを上げて上位順位の結果を得るためには?

検索エンジンにとって「アルゴリズム」は生命線

ロボット型検索エンジンにとって最も重要な要素は、検索語に対して最
も適切なホームページから順番に検索結果ページに表示させる能力です。
筆者自身の例で恐縮ですが、古くはHole-in・One(ホール・イン・ワン)
という先駆的なロボット型検索エンジンの情報量の多さに感動し、その後
は検索結果に表示される順位の正確性をもとに利用する検索エンジンを替
えてきました。
検索エンジンにとって多くの利用者の支持を集めることがもっとも重要
であり、そのためにはスコアリング・アルゴリズムが生命線なのです。



上位表示のしくみは検索エンジンによって異なる


全く同じ検索語をGoogle とMSNで検索して結果を比較してみてくださ
い。検索語によっても異なりますが、かなり違う検索結果になる場合もあ
って驚かれるのではないでしょうか。

実際のところ、検索エンジンが違えばホームページの表示順位はかなり
変動します。

検索エンジンは対象となるすべてのホームページをキーワード別に独自
アルゴリズムでスコアリングしており、そのスコアの高いものから順番
に検索結果に表示しています。この順位付けのアルゴリズムが各検索エン
ジンで異なるために、その結果としてホームページの表示順位も検索エン
ジンによって異なることになります。



同じ検索エンジンでも上位表示のしくみは変化する


日本ではロボット型検索エンジンとして圧倒的なシェアを誇るGoogle
すが、海外ではWiseNut (ワイズナット)などのロボット型検索エンジン
のライバルと織烈な競争をしており、常に新しく的確な上位表示アルゴリ
ズムの実装が図られています。

Google の上位表示アルゴリズムを例にとると、年に何度か大きな変更が
あります。直近の例では2003年5月に順位の大きな入れ替えがありました。
不正手段(SEOスパムと呼ばれます)をして上位に表示されていたホーム
ページが姿を消しているので、SEOスパムを除去するスパムフィルタ機能
を強化したのだと考えられています。

実際のところGoogleの共同設立者であるSergey Brin(サーゲイ・ブリン)
氏は「Googleは常に検索能力の改善をおこなっている。月に6つ程度の新
しいアルゴリズムをテストし、そのうちの幾つかは部分的に採用している」
と述べています(CNET News.comの記事による)。


「上位表示アルゴリズム」は今後も進化し続ける


検索エンジンによって、あるいは同じ検索エンジンでもアルゴリズム
更新によって、検索結果が大きく違う場合があるのは、現在がまだ理想的
検索エンジンへの過渡期だからとも考えられます。世の中には多くの検
索エンジンが存在しますが、全く違う方向を目指して走っているのではな
く実際には「利用者に支持されるための優れたアルゴリズム」という共通
の目標地点を持っています。

常にスコアリング・アルゴリズムの改善が行われているのはライバルよ
りも一歩でも先に理想的な検索エンジンとなるための努力の結果だと言え
るでしょう。

検索ユーザーを上手く捕まえる効果測定をSEOに活用する方法とは??

SEOというのは、一度施してしまえば、それでOKという性質のものではありませ
ん。

サイトの立ち上げ当初は内部要素・外部要素共にほぼ理想的なSEOが実施できて
いたとしても、時間が経つにつれてその効果は薄れてきます。

アクセスログだけを定期的に見てPvやユニークユーザー数の増減に気を付けてい
ればそれで十分、と考えているのであればその認識を改めましょう。

例えば、「SEO」で検索するコいーザーよりも「検索エンジン最適化」で検索するコー
ーザーが多いとします。

それなのに、あなたのウェブサイトに「検索エンジン最適化」
というキーワードが使われていなければ、知らないうちに多くのユーザーを取りこぼ
しているということになります。

このようにキーワードの方向性やトレンドがユーザーニーズとずれていると、ユー
ザーに背を向けて走っているかのように、SEOが進めば進むほど集客力が落ちていく
ことになります。

そうならないために、効果測定やデータ分析を通じて、サイトがユーザーの方を正
しく向いているかを常に確認しましょう。

例えば、Amazonは紹介しているA/Bスプリットテストを常に実施して、よ
りユーザーに支持されるデザインやコンテンツを模索しています。大手サイトといえ
ども、常にユーザーの方を向くための努力をしているのです。

それよりも規模が小さいサイトならなおさら、Amazon以上の努力なしにユーザーの心を掴むことができな
いでしょう。

マーケティングでは、PDSA (Plan-Do-See-Act) のサイクルを回さなくてはいけな
い、といわれます。計画(Plan)を立て、実行(Do)し、確認(See)、改善(Act)
に繋げる、というサイクルですが、ウェブに限っていえば、最後のAはAnalyse(分
析)ではないかと思います。

ウェブは様々な効果測定を行うことができるメディアです。その特性を活かさない
手はありません。


効果測定の4つの手法

では、効果測定とは、一体何をすればいいのでしょうか?
アクセスログの結果分析や、出稿しているリステイング広告のコンバージョンレー
トの確認など、確認しなくてはいけない事柄は数多くあります。具体的に
は以下の方法について説明します。


SEO TOOLSを使う
Google AdSenseを使う
アクセスログを分析する(Google Analytics)
SEMの効果測定をする

これらの方法を使うことで、検索エンジンの視点(①と②)と、ユーザー視点(③
と④)の両方の視点で、効果を分析することができます。

それでは、次節より詳しい説明を始めましょう。